政府決定「PCR検査陽性後30日間検査・隔離の必要なし」
各国にて規制解除の動き チェコ「4月1日から通常へ」
<目次>
1.感染状況データ
2.今日の動き
3.各国の感染リスク度表示(2022年1月21日更新)
4.チェコへの入国規定(2022年12月27日更新)
●ワクチン接種(追加接種、3回目接種:booster and additional dose)に関する情報(政府のサイト)はこちら(英語)
・ワクチン登録中央システムのサイト(公的保険加入者用)はこちら(英語あり)
・ワクチン登録中央システムのサイト(自費接種希望者用)はこちら(英語)
・各ワクチン接種会場における受付の様子(ワクチン接種待ちの人数、過去直近1週間に登録した人の数、ワクチンの種類による接種会場マップなど)が確認できるサイトはこちら (チェコ語)
・ワクチン接種後の電子認証取得はこちらから。
1. 感染状況データ
・今日の感染状況
2022年1月26日(水)8時におけるチェコ保健省の発表
1月25日(火)の新規陽性者数:39614人
(前週火曜日比 11120人多い)
過去直近7日間における人口10万人当たりの新規感染者数
1月26日現在1689人 (1月25日現在1585人)
過去直近14日間における人口10万人当たりの新規感染者数
1月26日現在2639人 (1月25日現在2385人)
PCR検査実施数累計:18,021,887件
PCR検査実施数(1月25日):105,311件
抗原検査実施累計:31,314,514件
抗原検査実施数(1月25日):25,826件
全検査の陽性率(1月25日現在):46.78(36.63%*)
*7日間の移動平均
予防接種実施(1月25日現在)
当日の接種回数:36182回
(内、追加接種の回数:30375回)
(追加接種の接種回数累計:3,599,349回)
接種回数累計:16,866,690回
ワクチン接種完了:6,763,092人
治った人の数:2,545,409人
現在の入院患者数:1,781人
累計感染者数:2,833,361人
累計死亡者数: 37,092人
入院患者数と重症者数 1月25日(火)現在
入院患者数:1781人(1月24日1835人)
重症者の数:200人(1月24日213人)
*後日、過去のデータが遡って修正されている。
1月25日(火)
新規陽性者数:6157人
1月26日(水)8時現在の発表
治った人の数:306,937人
累計感染者数:361,855人
累計死亡者数:3,291人
2.今日の動き
<1月26日(水)ニュース>
●感染状況
・昨日1月25日(火)の日当たり陽性者数は、4万2073人で、前日に続き過去最多。内、新規陽性者数は3万9614人(前週火曜日比にて約4割増)、再感染者数は2459人。
・1月25日(火)、新型コロナウイルスによる入院患者数(1781人)が前週比にて僅かに増加し始めた(41人増)。前日24日(月)比では減少。重症者数は200人で、前週火曜日比にて約25%減。
*バーレク保健大臣は、1月23日(日)、今週、感染者増加がピークに達すること、週明けには新規陽性者が5万人、水曜日には8万人にまで増加する可能性があるとチェコテレビに対して述べていた。
*再感染者数(2459人)は、前週火曜日比にて約3分の1減。
・過去直近7日間における人口10万人当たりの新規陽性者数は、1月25日の1585人から今日1月26日現在、1689人へ増加。
・ワクチン接種回数は、2週間ほど前から徐々に減少している。1月25日(火)の接種回数は36182回(人)、前週比にて約4割減。現在接種を受けている人の大半はワクチン接種完了後のブースター接種を受ける人となっている。ワクチン完了者の半数以上がブースター接種を受けた。
●政府の発言・新型コロナウイルス対策の変更
バーレク保健大臣は、1月26日(水)、以下を述べた。
・オミクロン株が収束へ向かえば、その後、3月中に新型コロナウイルス対策の解除について検討し、4月1日から通常の生活へ戻す。
今日1月26日(水)、政府は、新型コロナウイルス対策について、以下の3点を決定した。
①PCR検査陽性後、30日間、検査・隔離の必要なし
PCR検査を受けて結果が陽性だった場合、5日間の隔離(isolation)に入るが、陽性が確認された検査から30日間は、現在義務付けられている検査を受ける必要がなく、隔離に入ることもない。
*今日、新型コロナウイルス感染に関連するデータを再度見直し、評価したところ、現在の新型コロナウイルスは100%オミクロン株であることから、PCR検査にて陽性が確認された後、30日間は再感染するリスクがないことが確認された。このため、30日間は通常に生活を送る(勤務する、通学する)ことができる。
*この決定は、今日から有効となるため、現在、陽性にて隔離に入っている人にすでに適用される。
②ワクチン接種認証の有効期間
EU規則に基づき、ワクチン接種証明の有効期間が9か月に短縮されることを承認した。これまで、この決定については2月1日からの導入を予告していたが、今日、2月15日からの導入を決定した。
当初の予定では、2021年5月7日よりも前(5月6日まで)にワクチン接種を受けた18歳以上の成人は、2月1日以降、追加接種を受けていない場合、接種証明が無効となり、旅行が自由にできなくなるなど、様々な制限を受ける予定だったが、導入日を2週間遅らせ、まだ追加接種を受けていない人に追加接種を受けるチャンスを与えることにした。
ワクチンは、どこのワクチン接種センターでも受けることができ、予約は必要ない。
追加接種を受けた場合、ワクチン接種証明の有効期限は無期限になる。
新型コロナウイルスに感染し、免疫ができている場合の無感染証明の有効期間は、今後も6か月間で変更はない。
③高等専門学校における検査
現在(1月17日から)、基礎学校及び高校にて検査が1週間に1度の割合で(月曜日に)行われているが、1月31日から同じ頻度で検査を実施する。
理由は、1月31日にて高等専門学校の試験期間が終了するため。
(大学では試験期間が1月31日以降も継続するため、検査は導入しないが、試験を受けるために登校する場合は、受検を推奨することをバーレク保健大臣が以前発言している)
高等専門学校の職員はこれまで1週間に2度の頻度にて検査を受けているが、1月31日から1週間に1度にし、抗原検査にて陽性だった場合は、確認のためにPCR検査を受ける。(現在、抗原検査にて陽性が確認された場合、隔離に入るが、本人に症状がない場合、PCR検査は任意となっている)
*現在、幼稚園・保育園、高等専門学校、基礎芸術学校、言語学校、大学では、検査を実施していない。これらの学校の職員は、週に2度の頻度で検査を受けている。
●病院の様子
チェコの病院は、オミクロン株に感染した場合に重症になる可能性が低いこと、入院しても早期に退院できることから、冬季時の通常の状態に戻りつつあることが、チェコテレビの19時ニュースで報道された。
同ニュースの中で、プラハのモトル医学部附属病院集中治療科科長ビマザル医師(新型コロナウイルス感染流行におけるチェコ全国の病床空床コーディネーター)のインタビューが行われ、下記を述べた。
・現在、チェコ国内の病床は患者を十分に受け付けられる状況にある。オミクロン株感染が拡大する前にチェコにて約2年間にわたり発生した過去の感染流行時と比較すると、現在の病床使用率は10分の1である。
・オミクロン株による感染は、病状がこれまでの変異株よりも軽く、早く治ることは、チェコ全国の病院の様子を見てもそのとおりだと言うことができる。しかし、オミクロン株に感染しても肺に重大な疾患をもたらすことなく、死亡に至ることもないと考えるのは間違っている。感染者数と重症になる人の数の比率はこれまでの変異株よりも大幅に低いが、オミクロン株に感染すれば死亡に至ることがある。
・オミクロン株感染者は、年齢層などにより特定することはできない。これまでの変異株(デルタ株、ベータ株など)は感染した場合に重症になる人を特徴づけることができたが、オミクロン株は特徴づけることができない。
・ブースター接種を受けてオミクロン株に感染した人が集中治療を受けている例はない。つまり、追加接種(3回目接種)を受ければ効果があるのは明白である。
●各国の様子
<デンマーク>
デンマーク政府は、来週、専門家の奨励に基づいて、新型コロナウイルス対策を事実上全て廃止する意向であることを、保健大臣が議員に当てた書簡の中で報告した。
対策が廃止された場合、以下が導入される。
ナイトクラブ、飲食店などにおける夜10時以降のアルコール飲酒を認め、顧客には接種証明提示義務を解除。公共交通機関では、マスク無しの乗車可、店舗では顧客の人数制限を解除。唯一、外国からデンマークへ入国する時の検査・隔離義務はさらに4週間延長し、その後はこの規制も解除される予定。
<スウェーデン>
スウェーデン政府は、オミクロン株による感染が急速に拡大しているため、規制を2週間延長することを発表した。
<オーストリア>
1月26日(水)、オーストリア政府は、新規陽性者数が過去最多(3万4011人)となっているが、来週月曜日(1月31日)からワクチン非接種者に対するロックダウンを終了することを予告した。理由は、新型コロナウイルスの感染状況を担当している専門家グループが、この対策は現在すでに意味がなくなったという結論に達したため。保健大臣は、同対策について集中治療室の受入れ態勢が間に合わなくなる危険が迫っている場合に限り正当化することができ、クリスマス休暇の時はうまく機能したと述べた。
・直近24時間の日当たり陽性者数が、ポーランド、ハンガリー、ブルガリア、ルーマニア、ロシアなどにて最多となっている。
プリムラ疫学者は、チェコテレビの番組の中で、ポーランドではチェコと異なり、検査実施数が少ないため、感染者を隔離できていないことが原因だと述べた。
<イギリス>
イギリスでは、オミクロン株による感染の波では、デルタ株による感染拡大時よりも病院の入院患者数が増加しなかったため、1月26日以降、主要な感染防止対策の取りやめを決定した。これまでマスク着用、コロナパスの使用が義務付けられていた場所でこれらの義務を一部解除する。高齢者の感染者数は減少傾向にあるものの、子どもたちの間で感染が拡大しているため、専門家の間からはすべての規制の急速な解除に対して警告する声も上がっている。
<1月25日(火)ニュース>
●感染状況
・1月24日(月)の日当たり新規陽性者数は、3万0350人。前週月曜日比にて約5割増。この他、3195人の再感染しているため、合計3万3545人の陽性が確認された。新型コロナウイルス感染流行開始以来の最多。
・新型コロナウイルスによる入院患者数は1695人。前週月曜日比にて約7%減。内、重症者数は207人で、前週比にて約3分の1減。
*人数は減少しているが、全体として入院患者減少の傾向が停滞し始めており、新規入院患者数が増加し始めている。理由は、60歳以上のリスクの高い年齢層に感染が大きく拡大しているため。(チェコテレビの解説)
・過去直近7日間における人口10万人当たりの新規陽性者数は、24日(月)の1491人から25日(火)1585人に増加。
(最多はプラハの2588人。最少はビソチナ州958人)
・1月25日(月)の検査実施数は少し減少し、PCR検査及び抗原検査の実施数合計で前週月曜日比にて約4000件少なかった。陽性者が増加しているため、陽性率が増加。
<陽性率>
1月17日(月) 1月24日(月)
予防のために受ける検査 7.19% 13.13%
感染者と接触した人が受ける検査 16.99% 23.36%
有症状者が受ける検査 27.03% 37.73%
・R値は1月25日(月)の1.57から、26日(火)1.46へ減少。
・1月25日(月)から、12歳~17歳を対象としたブースター接種が開始。第1日目に当年齢層で接種を受けた人の数は、約900人。25日夕方までに約1万2千人が登録(チェコテレビには約1万6千人として報道)。健康上の理由から、医師の判断により、子どもたちの早期ブースター接種が認められているため、当年齢層約2千人がすでに追加接種を受けている。
●学校長指示による休校実施 可決
下院議会は、隔離している教員の数が増加した場合、学校長の判断により、遠隔授業又は特別休校の実施を、1年間に10日まで認め、この期間については10歳までの生徒の親に対して育児手当を認める改正案を可決した。
ガズジーク教育大臣は、新型コロナウイルスの感染流行により、学校の全国一斉休校を未然に防ぐためとしている。
今後、上院にて来週討議される予定。
現行の学校法では、学校長が1年間に最高5日間、やむを得ない状況が発生した場合に休校を宣言することができる。
現在、多くの学校にてすでに5日間の休校実施済みの為、今回の改正をめぐる対応がすでに遅いとして批判が出ている。
チェコテレビのインタビューを受けた2校の基礎学校の校長は、10日間に延長されれば、現在の状況を乗り越えることができると述べた。
●パンデミック法の延長討議
1月25日(火)下院にて、現在2月28日まで有効のパンデミック法の改正案について討議が行われたが、野党のSPDが討議への参加を拒否したため、来週火曜日に臨時議会を開いて、再度討議されることになった。
野党のSPDは、パンデミック法は緊急事態と同じ内容であると批判し、飲食店訪問時などにて陰性結果、抗体証明(体内に抗体ができていることを証明)も非感染証明として認めることを求め、感染防止対策は感染した場合のリスクが高い人に絞って実施するべきであり、全国一斉の実施には反対する姿勢を示している。
野党のANOは、パンデミック法にて、感染が一部の地域にて発生した場合の対応の仕方、学校における対策が全国一斉に行われる場合の定義などが明確になっていないと指摘している。
現在討議されている改正案の内容(一部)は以下のとおり。
・現行パンデミック法を11月まで延長。
*バーレク保健大臣は、保健省が当初パンデミック法について来年8月末までの延長を提案していたが、11月までとすることで同意したことを述べた。
*政府の保健委員会は、現行パンデミック法は現在の新型コロナウイルス感染流行に対応したものであるため、11月末まで有効期間を延長するが、秋に新たに感染が流行する可能性を踏まえており、新たな感染の波が起これば延長を討議、起こらなければ11月末に失効とすると説明している。
・パンデミック法改正後は、検査実施を指示できる対象を、現行法下の被用者・その他の就労者に加え、事業者、学生、生徒、就学前教育対象児に拡げる予定。
・隔離(感染者と接触したための隔離、陽性確認後の隔離)について、公共健康保護機関(注:衛生局など)が当人に電話又はSMSにて指示可とする予定。
・感染防止対策を、防衛省、内務省がそれぞれ自分の省に必要な範囲で発行可となる予定。(理由は、公共の安全及び防衛を担当する部署が即活動できるようにするため)
・保健省、州衛生局により、業種を問わず営業所、マーケット(市場)の営業内容及び営業時間について制限可とする予定。
・当局により、コンサート・劇場の上演、映画上映、文化フェスティバル、見本市、子どもたちの保養滞在・キャンプなどの活動制限可とする予定。
・当局が、ミュージック・ダンスクラブ、ディスコ、ゲームセンター、カジノなどに対し、営業禁止の発令可とする予定。
<バーレク保健大臣の発言>
パンデミック法改正案は、以下の3つの点を大きく改正する。
1.これまで感染防止対策について行政裁判所をはじめとする全ての裁判所から出されている指摘事項を全て考慮する。
2.感染防止対策により事業者が被る損失の補償方法を明確に定義する。
3.州衛生局の役割をより明確に定義する。
以上により、EU内の規則と整合し、チェコにおいてもEUと同様の条件を整え、できる限り早い時点で「通常の状態」へ戻る。
●学校の様子
1月26日(火)、基礎学校長協会ザイーツ理事長が、学校によってはオミクロン株の感染により緊急体制下にあり、深刻な状況にあることを発表した。学校長指示による休校が年間5日間認められているが、すでに多くの学校にて5日間休校している。
●ファイザー・バイオンテックの新ワクチン
ファイザー社・バイオンテック社は、1月25日(火)、オミクロン株に対応するワクチンの臨床試験を開始すると発表した。18歳~55歳までの成人1420人について、ワクチン非接種者、ワクチン2回接種完了者、3回目接種完了者の3つのグループに分けて行い、近いうちに同様の臨床試験を55歳以上を対象に行う。
アメリカ疫病予防管理センター(CDC)は、1月21日(金)、現在追加接種が行われているワクチンでも、オミクロン株に感染した場合の重症化防止において信頼性が高いことを発表した。ファイザー・バイオンテックは、現在接種が行われているワクチンでもオミクロン株に感染して最悪の結果を招くことは避けられるが、必要となった場合に備えて、オミクロン株用のワクチン開発を継続するとしている。
<1月24日(月)ニュース>
●12歳以上のブースター接種開始
1月24日(月)から、12歳以上を対象としたブースター接種が開始した。
現在、5歳以上を対象にワクチン接種を受け付けている。
チェコ又はEU諸国の公的健康保険に加入している人の登録はこちら(英語版あり)。
チェコ又はEUの公的健康保険に加入していない人の登録はこちら(英語版あり)。
その他、事前登録なしで受け付けている接種会場にて受けることができる。(チェコ全国のワクチン接種会場に関する情報はこちら(英語版あり)。
3.各国の感染リスク度表示
保健省は、1月21日(金)、感染リスク度リストのアップデートを発表した。
2022年1月24日(月)0時から有効になる。(1月17日の週から変更無し)
緑色の国(感染リスクが低い国)
バチカン
バーレーン
チリ
インドネシア
コロンビア
韓国
カタール
クウェート
マカオ
ニュージーランド
サウジアラビア
ペルー
アラブ首長国連邦
ルワンダ
ウルグアイ
台湾
*日本は、9月20日から緑色の国から感染リスクが非常に高い国(濃い赤色の国)になっている。
オレンジ色の国(感染リスクが中程度の国)
無し
赤色の国(感染リスクが高い国)
ポーランド
ルーマニア
濃い赤色の国(感染リスクが非常に高い国)
アンドラ
ベルギー
ブルガリア
デンマーク
クロアチア
フランス
フィンランド
マルタ
イタリア
リヒテンシュタイン
ラトビア
ルクセンブルク
オランダ
キプロス
ノルウェー
ドイツ
ハンガリー
モナコ
アイスランド
アイルランド
オーストリア
ギリシャ
エストニア
リトアニア
ポルトガル(マデイラ及びアゾレス諸島を含む)
サンマリノ
スロバキア
スロベニア
スウェーデン
スペイン(バレアレス諸島及びカナリア諸島を含む)
スイス
その他、上記以外の国すべて(日本)
保健省発表の各国危険度はこちら
4. チェコへの入国規定
9月11日から有効となったチェコへの入国規定
以下は、保健省のページを訳した内容(一部概要)
<12月27日(月)からの変更内容(こちら)>
●赤色及び濃い赤色の国から帰国(入国)する場合の規定
<チェコ国民及びチェコの一時滞在許可・長期滞在・永住許可を持つ外国人>
・チェコへ入国(帰国)前に入国申告書を記入。
①一般交通機関を利用する場合:
・チェコへ入国(帰国)前に抗原検査又はPCR検査を受ける。
・チェコへ入国(帰国)後、翌日から数えて5日目以降7日目までに、チェコ国内にてPCR検査を受ける。
②個人の交通機関にて入国(帰国)する場合:
・チェコ入国(帰国)前に検査を受ける必要なし。
・チェコへ入国(帰国)後、翌日から数えて5日目以降7日目までに、チェコ国内にてPCR検査を受ける。
*チェコ国民、チェコの滞在許可を持つ外国人で、ワクチン接種を完了している人、又は過去直近180日間に新型コロナウイルスに罹った人に対しては、滞在していた外国の感染危険度がいかなるものであっても、上記のチェコへ入国(帰国)後の検査義務を免除する。
<チェコの滞在許可を持たない外国人>
・チェコの滞在許可を持たない外国人に対して、ワクチン接種完了者又は感染証明を所持していても、チェコへ入国する前に、PCR検査の陰性結果を所持していることを義務付ける。
以上の義務は以下の人に対して免除される。
・チェコが接種認証を認めている国にてブースター接種まで受けている外国人。
・12歳未満の子ども。
・12歳~18歳未満の子どもに対しては、特別措置として、ワクチン接種完了(ブースター接種無し)にて上記義務を免除。
・ワクチン非接種者、新型コロナウイルスに過去直近180日間に罹っていない人は、入国後翌日から数えて5日後から7日後までの間にチェコ国内にてPCR検査を受ける。PCR検査を受けるまでは自宅又は宿泊施設から出る時はレスピレーターを常時着用する。
・EU諸国以外の外国の国民で、EUにて認可されたワクチンの接種をEU以外の外国にて完了している人、又は世界保健機関が緊急使用として認可しているワクチンの接種を完了している人で、チェコ保健省のウェブサイト上に掲載されている認証を保持している場合、ワクチン接種を受けているものとして認める。
日本のワクチン接種証明書はチェコ保健省ウェブサイト上に掲載されており、認められている。
・チェコ保健省は、チェコの国民に対して、新型コロナウイルスの感染拡大リスクを最小限に抑えるため、外国への渡航を控えるよう推奨する。
<12月27日前から有効となっている内容>
以下の人は、下記の帰国時規則から免除される。
① ワクチン接種完了し、最終接種から14日間が経過し、新型コロナウイルスに感染している症状のない人。ワクチン接種者も、入国申告書記入義務あり。
ワクチンの接種については以下が認められている。
・チェコ国内又はEU諸国内にてワクチン接種を受けた認証を持っている人。
・EU諸国外の国でワクチンを受けている場合は、英語で書かれた書面上の接種証明書又はEUの認める電子認証を所持し、EMAが登録又はWHOが緊急使用として承認しているワクチンである場合。書面による証明書は、所定の内容が記載されており、書面上の証明書から遠隔で内容を直接確認できること。
② これまで新型コロナウイルスに感染したことがあり、陽性が初めて確認された検査から11日以上180日以下の期間にあり、新型コロナウイルス電子認証に関するEU規則に基づいて発行された認証を持っている人。感染証明を持っている人も、入国申告書記入義務あり。
③ チェコへ向けて出発する前の滞在国にて新型コロナウイルスに感染し、隔離終了したことを証明する外交覚書を持っている人。入国申請書記入義務あり。
④ 6歳未満の子どもは、入国申告書記入義務対象外。
⑤ 12時間以内にチェコ国内を通過する人。
⑥ 国際運送業の作業員
など。
<各感染リスクレベルに応じた入国規定>
感染度が低い国(緑色の国)
① 入国申告書の記入(国境検問にて要請に応じて提示)
② チェコへの入国前又は入国後5日後までに検査を受ける。検査結果が出るまで、自主隔 離の必要なし。
検査は、48時間以内に受けた抗原検査、または72時間以内に受けたPCR検査。(いずれも書面又はEU規則により認められた電子認証にて可)
感染リスクが中程度の国(オレンジの国)
① 入国申告書の記入(国境検問にて要請に応じて提示)
② チェコへの入国前又は入国後5日後までに検査を受ける。検査結果が出るまで、自主隔離の必要なし。
検査は、48時間以内に受けた抗原検査、または72時間以内に受けたPCR検査。(いずれも書面又はEU規則により認められた電子認証にて可)
感染リスクが高い国(赤色の国)
① 入国申告書の記入(国境検問にて要請に応じて提示)
②
1. 公共交通機関(飛行機、鉄道、バス等)により入国する場合
・48時間以内に受けた抗原検査の陰性結果(書面)又は72時間以内に受けたPCR検査の陰性結果(書面)を所持。
入国申告書及び検査結果を提示しない渡航者は、交通機関により乗車が認められない。
・チェコへ入国後、5日~7日目の間にPCR検査を受ける。
2.個人の交通機関により入国する場合又は外交覚書を所持している場合
・渡航開始前に検査を受け、結果を所持する必要はない。
・チェコへ入国後、5日~7日目の間にPCR検査を受ける(保健省又は衛生局が例外を認めることがある)。
感染リスクが高い国(濃い赤色の国)
① 入国申告書(Public Health Passenger Locator Form) の記入(国境検問にて要請に応じて提示)
②
1. 公共交通機関(飛行機、鉄道、バス等)により入国する場合
・48時間以内に受けた抗原検査の陰性結果(書面)又は72時間以内に受けたPCR検査の陰性結果(書面)を所持。
入国申告書及び検査結果を提示しない渡航者は、交通機関により乗車が認められない。
・チェコへ入国後、5日~7日目の間にPCR検査を受ける。
2.個人の交通機関により入国する場合又は外交覚書を所持している場合
・渡航開始前に検査を受け、結果を所持する必要はない。
・チェコへ入国後、5日~7日目の間にPCR検査を受ける(保健省又は衛生局が例外を認めることがある)。
<情報源>
https://ct24.ceskatelevize.cz/domaci/3433384-covidovy-prirustek-v-utery-prekonal-42-tisic-stoupl-i-pocet-hospitalizovanych
https://ct24.ceskatelevize.cz/domaci/3432922-snemovna-zrejme-omezi-platnost-casti-pandemickeho-zakona-doporucil-vybor
https://ct24.ceskatelevize.cz/veda/3433258-spolecnost-pfizer-zacala-testovat-vakcinu-proti-variante-omikron
https://ct24.ceskatelevize.cz/svet/3432866-v-anglii-konci-hlavni-proticovidova-opatreni-mezi-detmi-tam-je-ovsem-epidemie-vyrazne
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