2023年1月16日 呼吸器感染症流行が収まる傾向
2023年1月13日
16日より、中国からの渡航者に新型コロナウイルス検査 陰性結果提示の義務
中国の新型コロナウイルス感染者増加 欧州は免疫あり
2022年7月18日(月)から2回目ブースター接種開始
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<目次>
1.感染状況データ
2.今日の動き
1. 感染状況データ
・今日の感染状況
2023年1月7日(土)におけるチェコ保健省の発表
1月6日(金)の新規陽性者数:367人
(前週比にて80人減少)
再感染の疑いがある人*の数(1月6日):367人
*前回の検査結果陽性から最低60日間経過後にPCR検査にて陽性が確認され、新規陽性者数の中に含まれていない人の数
過去直近7日間における人口10万人当たりの新規感染者数
1月6日現在27人
過去直近14日間における人口10万人当たりの新規感染者数
1月6日現在52人
PCR検査実施数累計:22,517,177件
PCR検査実施数(1月6日):1260件
抗原検査実施累計:34,294,854件
抗原検査実施数(1月6日):3330件
全検査の陽性率(1月6日現在):9.5%
・入院患者数と重症者数
1月7日(土)現在
入院患者数:554人
重症者(集中治療室に収容されている患者)数:49人
2.今日の動き
<2023年1月16日(月)ニュース>
チェコテレビ19時ニュースにて、呼吸器感染症患者数が先週2割ほど減少しており、流行が収まる傾向にあることが報道された。
<2023年1月13日(金)>
チェコ保健省は、2023年1月16日(月)から、中国からチェコへ入国する渡航者に対して、新型コロナウイルス検査の陰性結果の提示を求めることを発表した。
・中国からチェコへの直行便はないが、自国民の健康を最大限に守る必要がある。
・欧州疾病予防管理センターの推奨に迅速に対応し、中国から渡航する人に検査結果の提示を求める。
・検査は、過去直近14日間に12時間以上、中国に滞在した人に対し、48時間以内に受けた検査であることを条件づける。検査結果は、中国当局が発行した公式文書であることが必須。
・上記の措置は、チェコ国民、EU諸国民でチェコの永住権、長期ビザを保持する人、及びその家族でチェコに滞在する人は例外とする。
・この措置は、当面、1月末まで有効とする。
・中国は、すでに1月8日より、チェコから渡航する人に対し、検査結果の提示を求めている。
<2023年1月5日(木)>
国立保健研究所が1月3日付で、中国における新型コロナウイルス感染者数急増から欧州が受ける影響について、報告書を発表した。
・中国本土にて新型コロナウイルス感染者数が増加し、過去最高となっている。これまでの最多感染者数は2022年12月2日付となっており、過去直近3週間、新規陽性者数は減少しているが、これは検査実施件数が低減しているためと考えられる。
・中国で感染が認められている変異株は、EU諸国内でもすでに確認されているが、欧州諸国民の免疫が脅かされることはない。EU諸国民のワクチン接種率は比較的高いものとなっている。
(チェコテレビは、上記内容を、「欧州諸国民は、ワクチン接種率が比較的高く、現在中国にて感染が確認されている変異株に対し免疫がある」として報道)
チェコテレビは、1月5日19時ニュースにて上記内容の他、以下を報道した。
・国立保健研究所は中国からの渡航者が検査の陰性結果又はワクチン接種証明書を保持していることを推奨する。
・中国からの渡航者に対する規制として、検査の陰性結果又はワクチン接種証明書の保持を、1月5日、ドイツ、オーストリア、ベルギー、スウェーデンなどが導入した。
<情報源>
https://www.novinky.cz/clanek/domaci-cesko-zavadi-povinne-testovani-pro-cestujici-z-ciny-40419973
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